AdGuard DNS アプリ v1.1: Managed App Configuration に対応
AdGuard DNS モバイルアプリをリリースしたばかりですが、早くも初めてのアップデートのお知らせです!
バージョン1.1より、AndroidとiOSの両方で「Managed App Configuration」に対応しました。
これは、MDMを使って数多くのデバイスでAdGuard DNSを設定・管理する必要がある学校・企業・組織にとって非常に有用な新機能です。
Managed App Confguration対応で学校や組織でのAdGuard DNS導入が簡潔化
Managed App Confgurationは、エンドユーザーによる手動設定を必要とせず、IT管理者がアプリをリモートで設定できるソリューションです。これにより企業、学校、その他の組織は、AdGuard DNS設定を事前構成した上で数千台のデバイスに一括配信でき、一貫性と安全性を確保した導入が実現します。
この新機能で実現されること:
- 接続が簡単に: ユーザーは初期接続作成ステップを実行しますが、Setup ID欄は事前入力済みで変更不可です。
- 端末利用者による設定変更を防止: 設定構成が端末に配信されると、DNS設定はロックされます。
- 柔軟なデバイス名指定: 管理者は、デバイス名を事前に割り当てたり、ユーザーが手動で入力できるようにすることができます。
組織向けの高度な制御
「チーム」および「エンタープライズ」プランのユーザーは、DNSサーバーに接続するすべてのデバイスに標準化された設定を一括適用できます。これにより設定ミスが減り、サポートも簡素化します。ユーザーによる設定変更を不可能にするなどというポリシーを自動的に適用でき、AdGuard DNS アプリはユーザーに「設定はあなたの組織によって管理されています」ということを明確に示します。

この集中管理により、企業は安心を得られ、従業員の利用体験はよりスムーズになります。
まだまだこれからです
v1.1はAdGuard DNSアプリの数あるアップデートの一番最初のものに過ぎません。
今後アプリの開発を進めるにあたり、皆様からのフィードバックが特に重要です。
改善点や修正点のご指摘がございましたら、ぜひGitHubまたはAdGuardのSNSでお知らせください。