AdGuard DNS、Wi-Fi 7対応ASUSルーターの全モデルに搭載されました

2025年1月20日この記事は8分で読めます

大手ルーターメーカーであるASUSは、Wi-Fi 7対応モデルのすべてにAdGuard DNSを内蔵機能として導入しました。

これにより、ユーザーは追加の設定やサードパーティ製アプリを必要とせずに、オンラインセキュリティとプライバシーを簡単に強化することができるようになりました。

ASUSからのメール

「ASUS Wi-Fi 7対応ルーターラインナップへのAdGuard DNSの統合は、AdGuardのサービスにとって重要なマイルストーンとなります。ASUSはネットワーク機器メーカーのトップ企業であり、同社のユーザーが広告や脅威に対するAdGuardの保護機能を、内蔵されている形で利用できるようになったことを嬉しく思います。ASUSルーターの所有者は、AdGuardにより、これまで以上簡単に、広告フリーでより高速・安全なオンライン体験を楽しむことができます。2社の共同努力により、AdGuardのサービスへのアクセスを簡素化するだけでなく、世界中の何百万人ものユーザーが真に保護されたインターネットを体験できる革新的なソリューションを実現しました。この ASUS & AdGuard というパートナーシップは、インターネットをより安全で快適なものにするというAdGuardのコミットメントを示すものです。
– Andrey Fedorov、AdGuardのCBDO（Chief Business Development Officer：最高事業開発責任者）より

「Wi-Fi 7」とは？

Wi-Fi 7はワイヤレスネットワークの最新規格で、マルチギガビットの速度、干渉の低減、広帯域である現代のオンラインアクティビティ向けに強化されたパフォーマンスを実現します。
パケット一つ一つでより多くのデータを送信することで、Wi-Fi 7は接続速度と効率を大幅に向上させます。

内蔵AdGuard DNSをASUSルーターに搭載することでユーザーにとってのメリットは？

広告ブロックとプライバシー保護: AdGuard DNSは広告、トラッカー（個人情報追跡）、その他の迷惑な要素をDNSレベルでブロックし、サードパーティのトラッキングを防止することでユーザーのプライバシーを保護しながら、ページの読み込み時間を改善します。
悪質・詐欺ウェブサイトからの保護を強化: 悪意のあるウェブサイトへのアクセスをフィルタリングすることで、AdGuard DNSはマルウェア、フィッシングサイト、その他の有害なオンラインコンテンツを含む脅威からユーザーのデバイスを保護します。
お子様の安全なブラウジング: 内蔵のDNSサービスにより、Wi-Fiネットワークに接続されたすべてのデバイス上のアダルトコンテンツやその他の不適切なウェブサイトへのアクセスをブロックしたりすることが可能で、保護者はお子様に安全にインターネットを閲覧させることできます。
ブラウジングがより高速に: AdGuard DNSはウェブページの読み込みを遅くする動画やバナーなどの重い広告要素の読み込みを防止するため、ユーザーはより速い読み込み時間とよりスムーズなブラウジング体験の恩恵を受けます。
設定が簡単: ルーターレベルでAdGuard DNSを適用する主なメリットは、ルーターに接続されているデバイスが全てAdGuard DNSの保護下に置かれ、個別に設定する必要がないことです。ルーターの管理パネルで数回クリックするだけで、ユーザーは保護機能を有効にし、パソコン、スマホ、ゲーム機、タブレット、スマートテレビやその他のスマートデバイスなどで広告のない安全なウェブ体験を楽しむことができます。

人気の最新ルーターに AdGuard DNS がプリインストールされているため、ユーザーは手動で設定を行うことなく、強化されたセキュリティ、広告フィルタリング、プライバシー保護のメリットを享受できます。これは特に、複数のデバイスがある家庭で役立ちます。

AdGuard DNS は、広告ブロックとプライバシー保護機能を提供するドメインネームシステムサービスです。AdGuard DNS は、接続が確立される前に、既知の広告、トラッキング、悪意のあるドメインへのリクエストをネットワークレベルでフィルタリング（ブロック）するという仕組みで動作します。

AdGuard DNS内蔵のASUSルーターモデルは？

AdGuard DNSは現在、Wi-Fi 7対応のASUSルーターすべてでご利用いただけます。
対応モデルの一覧はこちら（ASUSのウェブサイト）でご確認ください。

以前もはASUSのルーターで普通のAdGuard DNSを設定することができていましたが、
今なら、プライベートAdGuard DNSが統合されたのです。これにより、ルーターの設定から直接AdGuardのサービスに登録し、ブロックされたデータの統計や柔軟なカスタマイズなど、その機能を利用できるようになりました。すべて非常にユーザーフレンドリーな方法で。