AdGuard DNS v2.18: ペアレンタルコントロールに新機能を追加

AdGuard DNS v2.18 では、ペアレンタルコントロール機能を大幅に改善しました。従来は特定のドメインや個別のコンテンツタイプをブロックすることが可能でしたが、より大規模なサービス群の管理は困難でした。今回のアップデートでは、カテゴリベースのサービスブロックを導入しました。あらかじめ定義されたグループへのアクセスを制御できる、新しい便利な機能です。

利用可能なカテゴリ

Category-based blocking *border

20以上のブロックカテゴリから選択可能で、その一部がこちら:

  • アダルト・成人向けコンテンツ:露骨な材料やその他の18禁コンテンツを含むウェブサイトおよびサービス等
  • ゲーム:オンラインゲーム、ゲームのダウンロード、ゲームコミュニティ、ブラウザ内ゲームに関連するウェブサイト、プラットフォーム、サービス等
  • 銀行・バンキング:金融機関のオンラインサービス(銀行ポータル、クレジットカードサービス、ローン業者、投資プラットフォーム等)
  • コミュニケーション:メッセンジャー、ビデオ会議ツール、フォーラムや、メッセージング、通話、コラボレーション、ソーシャル交流のためのプラットフォーム等

その他にも多数のカテゴリがあります!

カテゴリ別ブロックが便利である理由

カテゴリベースのフィルタリングにより、ペアレンタルコントロールの設定がより簡単になり、家庭でもビジネスでも柔軟性と効果が高まります。

ご家庭では、保護設定をより簡単に設定できます。ブロックしないといけないドメインを一つ一つ探す代わりに、保護者はカテゴリを選択するだけで、関連コンテンツのすべてが自動的にフィルタリングされることを確信できます。ブロックすべきものがしっかりブロックされているという安心感が増し、設定と管理の時間を節約し、子供たちのためのより安全なオンライン環境を維持するのに役立ちます。

企業ユーザーも同様の利点を得られます。カテゴリベースのブロックにより、管理者は企業ポリシーを一貫して制限を適用できるようになります。設定を簡素化し、メンテナンスの労力を削減し、組織のセキュリティや生産性ガイドラインへの準拠を確保するのに役立ちます。

カテゴリ別ブロック機能の使い方

  1. ダッシュボードで「サーバー」に移動します。
  2. 対象サーバーを選択し、「ペアレンタルコントロール」をクリックします。
  3. 「カテゴリごとにウェブサイトをブロックする」に進みます。
  4. ブロックしたいカテゴリを検索するか、リストから直接選択します。

これで設定完了です!

ご意見をお待ちしております

カテゴリベースのブロック機能を追加したことで、AdGuard DNSの管理をより柔軟にご利用いただけることを願っております。

使ってみましたら、ぜひご要望やご指摘の点をGitHubまたはAdGuardのSNSでお聞かせください。。

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