AdGuard DNS v2.24: ペアレンタルコントロールの一時停止期間を複数設定可能に、法人向けの新機能

AdGuard DNS v2.24 では、「ペアレンタルコントロール」がオフになる時間帯を1日複数設定できるようになりました。
エンタープライズのお客様は、クエリログを自社のストレージに自動的に配信してもらうことができます。また、カスタムドメインを、自社のアカウントにのみ割り当てられたIPアドレスに向けることができます。これにより、お客様が接続するアドレスは、共有アドレスではなく、パートナー様自身のアドレスとなります。

ペアレンタルコントロールで複数の停止時間帯の設定が可能に

「スクリーンタイム」では、ペアレンタルコントロールの制限が一時停止される時間帯を設定することができます。

これまでは、1日につき1つの時間帯しか設定できませんでした。1回の休憩には十分ですが、毎日の習慣としては不十分です。お子さんの場合、登校前の1時間と夕方の1時間、自由にインターネットを利用したい場合があるかもしれません。また、日中に集中力を維持するために「ペアレンタルコントロール」を利用している大人の方でも、午前中に短い休憩を、昼食時に少し長めの休憩を取りたいと思うかもしれません。いずれにせよ、今まではどちらか一方を選ばなければならず、もう一方を諦めざるを得ませんでした。

そこで、v2.24では、同じ日に複数の時間帯を設定できるようになりました。これにより、1つだけの時間帯を選択したり、「ペアレンタルコントロール」を手動でオン・オフを切り替えたりする必要がなくなりました。「サーバー」を開き、調整したいサーバーを選択して、「ペアレンタルコントロール」→「スクリーンタイム」の順に進み、日の横にある「+」または「編集」をクリックして、各停止期間を個別に設定してください。

スクリーンタイム *border

時間帯は深夜0時をまたいで設定することも可能です。月曜日の22:00から07:00まで一時停止を設定すると、ダッシュボードには「月曜日 22:00–00:00」と「火曜日 00:00–07:00」の2つの時間帯が表示されます。既存のスケジュールはこれまで通り機能します。現在設定されている時間帯はそのまま維持され、同じ日にさらに時間帯を追加することも可能です。

Multiple intervals *border

「スクリーンタイム」の詳細については、こちらのナレッジベース記事をご覧ください。

エンタープライズクライアント向けのクエリログストリーミング

エンタープライズクライアントは、生の DNS クエリエベントを独自の S3 互換ストレージにエクスポートし、自社の SIEM、データレイク、または分析パイプラインで処理できるようになりました。

ファイルは、リアルタイムではなく、定期的なバッチとして圧縮された JSON 形式で届きます。各イベントには、リクエストされたドメイン、クエリタイプ、フィルタリングアクション、一致したルール、レスポンスコード、クライアントの国、およびタイムスタンプが含まれます。プライバシー設定でクライアントIPのログ記録がオフになっている場合、そのフィールドは省略されます。

過去のログは遡って記録されないため、ストリーミングの対象となるのは、機能を有効にした後に生成されたイベントのみとなります。

※クエリログのストリーミングは現在ベータ版です。有効にするには、アカウントマネージャーまたはサポートチームに、バケットおよび書き込み用認証情報をご連絡ください。

クエリログストリーミングの詳細については、こちらのナレッジベース記事をご覧ください。

貴社のIPアドレスでエンドポイントを実行可能に

カスタムドメインにより、パートナー様はすでに自社ブランドでDNSサービスを運用可能です。v2.24では、そのサービスを独自のIPアドレスでも運用できるようになりました。エンタープライズプランでは、「アカウントIP」を取得できます。これは、他のAdGuard DNSクライアントと共有されないアドレスです。

取得をご希望の場合は、アカウントマネージャーまたはサポートチームまでご連絡ください。割り当てが完了すると、「設定」 → 「カスタムドメイン」 に「ホワイトラベルエンドポイント」 の項目が表示されます。Aレコードを使用してドメインをそのアドレスに設定し、TLS証明書をアップロードしてください。このエンドポイントは、DoH、DoT、およびDoQに対応しています。

アカウントIP *border

知っておくべき制限事項がいくつかあります:

  • 既存のカスタムドメインは引き続き機能しますが、自動的に「アカウントIP」へ移行されることはありません。移行するには、一度削除してから再度追加してください。その間、ドメインは利用できません。
  • TLS 証明書のアップロードと更新は、ご自身で行っていただく必要があります。有効期限が切れる前にメールでお知らせいたしますが、期限が切れた場合、新しいものをアップロードするまでエンドポイントは接続を受け付けなくなります。
  • 各アカウントには、1つの「アカウントIP」を割り当てることができます。
  • アカウントがエンタープライズプランを解約した場合、「アカウントIP」は割り当てられたままになりますが、非アクティブ状態となります。これにより、そのIPでのカスタムドメインは機能しなくなり、新しいドメインをそのIPに設定することもできなくなります。ただし、カスタムドメイン自体は、それを含むプランでは引き続き利用可能です。

カスタムドメインの詳細な設定ガイドやその他の制限事項については、こちらのナレッジベース記事をご覧ください。

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