詳細設定
「詳細設定」セクションは、より詳しいユーザー向けであり、以下の設定が含まれています。
ブロックされたドメインへ応答する
ここでは、ブロックされたリクエストに対するDNS応答を指定できます:
- Default(デフォルト):Adblock系ルールによってブロックされると、ゼロIPアドレス(Aに対しては「0.0.0.0」、AAAAに対しては「::」)で応答します。/etc/hosts系ルールによってブロックされると、ルールにて指定されているIPアドレスで応答します。
- REFUSED: 「REFUSED」コードで応答します。
- NXDOMAIN:NXDOMAINコードで応答します。
- Custom IP(カスタムIP):手動で設定されたIPアドレスで応答します。
TTL (Time-To-Live:存続時間)
TTL(Time-to-Live)は、クライアントデバイスがDNSリクエストに対する応答をキャッシュし、DNSサーバーに再リクエストせずにキャッシュから取得する期間(秒)を設定します。 TTLの値が大きいと、最近ブロック解除されたリクエストでもしばらくの間、まだブロックされているように見えることがあります。 そして TTL が 0 の場合、デバイスは応答をキャッシュしません。
iCloudプライベートリレーへのアクセスをブロックする
iCloudプライベートリレーを使用するデバイスは、DNS設定を無視することがあるため、AdGuard DNS はそのようなデバイスを保護することはできません。
Firefox canary domain をブロック
AdGuard DNS がシステム全体に設定されている場合、FirefoxがDoHリゾルバに切り替わることを設定から防ぎます。
IPアドレスをログ記録する
デフォルトでは、AdGuard DNS は受信したDNSリクエストのIPアドレスをログ記録しません。 この設定を有効にすると、IPアドレスがログ記録されるようになり、クエリログに表示されます。